アドレス変更ツール申請後、しばらく「site:」表示されるが検索結果に表示されない

 

アドレス変更ツール申請後、しばらくはGoogleに「site:」では表示されるが検索結果に表示されない

 

アドレス変更ツールを使いホームページを引越しました。新サイトはGoogleに「site:」では表示されるが検索結果に表示されない状態になるようです。おそらくこの状態で不安になる方がたくさんいると思いますので、そのレポートです。

 

※Wordpressはつかっておりません。


以下,移行準備からINDEXまで行った手順

なぜサイトを変更したか

当初サイトは無料のFC2ホームページを利用していました。無料でSSLが使えPC表示では[Powered By Fc2]とテキストの広告、スマホでは通常の広告がでる仕様でした。

WebMidiApiを使いたいのでSSLは必須ですから、ここでまぁいいかと思いましたが、スマホの広告がでかく、モバイルフレンドリーテストで不合格になったページの修正、グーグルのINDEXの表記も書き直したい、ということでスターサーバーへ移行しました。その時のホームページ移行Google対策の備忘録です。


新サイトにrel="canonical"とIndex関連タグ

新サイトの方には重複コンテンツ対策のためhead内に「link rel="canonical"」のタグをいれます。これは重複コンテンツでメインはこちらですとGoogleBotに知らせるものです。旧サイトは301リダイレクトの予定ですからBotも来れないかなと思い, 新サイトのみに「rel=”canonical”」をいれました。Googleも自身のURLに入れることを推奨しています。


また折角ですからIndexまわりのタグも書き直します。

<title>ここは34文字です。</title>

タイトルタグは全角34文字。これ以降は「...」となります。これを意識して効果的なタイトル考えます。あまり長いと予期せぬタイトルに変更されることもあるとのことです。


<link rel="canonical" href="https://フルパス/ファイル名.htm">

すべてのhtmにフルパスを記述する


<meta name="Description" content="全角124文字 | ●●●〇〇〇" />
<meta name="Keywords" content="●●●,〇〇〇" />

全角124文字以降は省略されるため重要なことは前方に記述しておく

keywordはタイトル、ディスクリプション、本文で使っている単語を記入する。

余り重複する単語いれるとマイナスポイントになるとのことです。 
※ダメな例 foobar,FooBar,foo bar,foo,bar


旧サイト Google Search Console

今回は旧サイトと新サイトはドメインの違いだけですのでファイル構造は一緒です。旧サイトに各ページから各ページへ飛ぶようにリダイレクトを設定します。各ページからトップページにリダイレクトを書いてはいけません。
Google Search Consoleのヘルプによると新サイトを立ち上げ、旧サイトの.htaccessに301リダイレクトを記述します。

<IfModule mod_rewrite.c> 
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^旧サイト.com
RewriteRule ^(.*) 新サイト.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
			

実際に旧サイトにアクセスし新サイトに行くか確認してください。動作しないときは改行「Lf」の確認と最後の行に改行が入っているかを確認すること


Google/ウェブサイト翻訳ツール/カスタム検索エンジン

新サイトをUploadしウェブサイト翻訳ツール/カスタム検索エンジンがついていたならば新URLで修正します。


新サイトのsitemapを作成

sitemapを サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」様より作成します。


GoogleSerchConsoleに新サイトを登録/アドレスの変更

GoogleSerchConsleに新サイトを登録、上記で作成したサイトマップを登録、新旧サイトが登録されている状態でSerchConsoleの以前のバージョンを開きます。そして右上の歯車アイコンよりアドレスの変更を設定します。


SerchConsole

10時間後

SerchConsole

上記の「移行手続き中のサイト」状態は1か月以上かかることもあるそうでとりあえず放置でいいそうです。この状態が長いのでwwwありwwwなしhttps/httpなど先に設定したほうがいいのかもしれません

⇒後にいったん解除し登録しました。


Googleアナリステックの登録変更

ここでGoogleアナリステックの登録を変更します。これは新規に新サイトの設定を作ることもできますし旧サイトを引き継ぐ方法もあるそうです。

難しい設定はしていないので今回は旧サイトを引継ぎました。


アナリティクス設定>プロパティ>プロパティ設定

アナリティクス設定>ビュー>ビュー設定

上記のURLの設定を変更しました。


新サイトGoogle検索にて「site:」確認後

旧サイトは最低180日くらいは残さないとまずいようです。上記設定で1日後、「site:」で確認するとURLは検索結果は表示されておりましたがキャッシュはされていない状況でした。またSiteMapはIndex「0件」の状態です。


アドレス変更ツール使用後、6日間「site:URL」で表示されるがSiteMapはIndex「0件」

Googleに「site:URL」で表示されているが検索結果に表示されない

移行6日後ですが、ここまでやって引越ししているのにGoogleで「site:URL」では表示されるが検索結果に表示されない状態になりました。(旧サイトは検索結果にでてきます)

サーチコンソールの「手動による対策」ではペナルティは受けてないようです。いろいろ調べましたが有効な対策はなくページを増やせばそのうちに治るというものや、完全移行には1か月ほどかかるとの情報もありました。


待っていられないのでいろいろ試す

旧サイトのリダイレクトをはずし、rel="canonical"タグを記入してFetch as Googleで旧サイトにクローラー呼び込み新サイトをGoogleに認識再INDEX化させる。

⇒アドレス変更ツールが生きているの or FC2のバグ?、旧サイトのsitemapが保留になってしまいました。リダイレクトをもとに戻しました。


新サイトに新しいページを追加しサイトマップ作成を再Uploadしてみる

⇒3ページ追加してみました。


URLエラー SerchConsole

変更ツール使用3日後,いまだキャッシュされないのが気になっていたところURLエラーがSerchConsoleにでてきました。

SerchConsole

まずindex.htmlエラーの修正です 当サイトはhtmで統一しているので新サイトの.htaccessに301リダイレクトを記述します。

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine On

# httpからの通信を、httpsにリダイレクト(www有り無し)
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*$) https://test.com/$1 [R=301,L]

# httpsからの通信でwww有りの場合、www無しにリダイレクト
RewriteCond %{HTTPS} on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.test.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://test.com/$1 [R=301,L]

# htmlからhtmリダイレクト
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^index.html$ https://test.com/index.htm [R=301,L]

旧サイトでエラーは出てなかったのですがWebMidiApiのスクリプトでURLエラーを吐くようです。これは1枚のhtm上にスクリプトの中身を展開し書いていたので、これを通常のスクリプト参照にもどしました。これでIndexキャッシュしてくれればいいのですが...


Fetch as Googleでレタリング時、CSS、JavaScriptが読み込めないとエラーを吐きましたが翌日再度テストすると問題なしとのことでした。このままサイトごとINDEX申請をしました。

⇒のちにrobots.txtを追加しました。

fetchasGoogle

旧サイトFc2でsitemap.xmlの登録に失敗する。

 

旧サイトは5日のみの運営でサイトマップも追加していない状態でした。アドレス変更ツール申請後、301リダイレクトのみ解除して旧サイトにサイトマップ追加したのですが「取得できませんでした。」「保留」となってました。

sitemap sitemap

しかたがないのでアドレス変更ツール/リダイレクト301をいったん解除、SerchConsoleにて気になっていたwwwありhttp/httpsの登録と旧サイトのsitemapを登録してみましたが、sitemapはまたしても失敗しました。
⇒FC2ホームページで失敗するとの情報がありました。

アドレス変更ツール使用 7日後

アドレス変更ツール

ついに2件のINDEX登録がされました。

アドレス変更ツール使用 9日後

アドレス変更ツール

ついに23/25件のINDEX登録がされました。

Fetch As Google 取得してレタリング「一部」「一時的にアクセスできません」が多発する。

FetchAsGoogleErr

なかなか、ひどい結果です。原因はTopページのスライドショウのJavaScriptが読み込めないとのことです。

⇒googleのhelpよりサイトのページをすべてクロールさせたい場合は、robots.txt ファイルを作成する必要はありません。とあったので配置しませんでしたが、エラーがひどいので許可するrobots.txtを配置してみます。

User-agent: *
Allow: /js/
Allow: /css/
Allow: /image/

Sitemap: https://booleaneffect.info/sitemap.xml
			
FetchAsGoogleErr

効果?ですが一応ステータスは「完了」とでました。

掲載順位

掲載順位が4位になりました。ここでテコ入れです。内容に他に検索されそうなキーワードを入れてタイトルをかきかえてみました。結果ランク外に落ちていきました。⇒順位の良いページは追記するのではなく他のページに書いたほうが良いようです。


また進展があり次第経過報告をします。つづく...

参考リンク Spcial thanks

sitemapを サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

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